2025年1月に読んだ本（10冊）
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2025年4〜5月に読んだ本（６冊）
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初めまして。
2月と3月は忙しくて本が読めていませんでした。2月は週3程度でインターンに参加しており、3月は42TokyoのPiscineでした。
なので今回は4月〜5月に読んだ本の感想文を書いていきます。
技術書（１冊）
Web API設計実践入門──API仕様ファーストによるテスト駆動開発
WebAPIを開発・設計する時、可視化しにくくブラックボックスになってしまう場面が多いです。そんな時は、テストなどして正しい動きを確かめたいですよね。この本は、主にAPIを設計におけるE2Eテストの重要性について説明を述べていました。Go言語をベースに書かれていたのですが、メモリリークが発生することがあるのは新しい発見でした。Makefileや.protoファイルの書き方が実践的な形で載っていました。APIテストは未知の領域だったので流れが掴めてよかったです。
小説（５冊）
化物語（上）
数年前ですが漫画で「まよいマイマイ」まで予習している状態で小説版を読みました。西尾維新がどうにかして推理小説以外を書こうとして出来上がった物語らしいです。言葉遊びや高度なダジャレの連続ですが変に難しい言葉を使わず、一時も退屈せず楽しみながら読める内容でした。精神論とか哲学的な会話が多く独特なキャラが多い中、忍野メメのサイケデリックな雰囲気がちょっと癖になります。
カフネ
本屋大賞作品の中で最も注目されている本です。カフネとは、ポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」を意味しており優しさに満ちあふれたテーマの物語です。内容は、不妊治療をしても子供に恵まれず、夫からも離婚を告げられ、弟を亡くし、自暴自棄になっていた薫子が、弟の元恋人せつなに誘われ「カフネ」という家事代行ボランティアを始める物語です。大事な人を亡くした苦しみの中、「おいしい」「ありがとう」と感謝をされて、ふたりの心境が変わっていく様子に感動しました。
猫を処方いたします。
タイトルの通りで心の悩みがある人が猫を処方される物語です。読み進めていると心が穏やかになります。クリニックは空き物件を不法占拠して営業していて、対応が大雑把であるお医者さん達は思った以上に大胆でした。実際猫を飼っていると猫の効力の凄さを実感するので共感しながら楽しく読めました。作者である「石田祥」さんは猫がテーマの小説をたくさん書いているので他の作品も読んでみたいです。
成瀬は信じた道をいく
「成瀬は天下を取りに行く」で小説の面白さを知りその続編です。成瀬はマイペースでサバサバしている取っ付きにくいキャラですが、ブレない芯の強さやおもいやりがあるので関わる人全員が惹かれていきます。成瀬の予測できないペースにいろいろな人が巻き込まれていきます。個性を隠して周りに合わせてると感じている人にぜひ読んでほしい一冊です。笑いや感動があり、ここまで人気があるのも納得ができました。
婚活マエストロ
「成瀬シリーズ」の宮島さんの作品です。趣味が寝ることの冴えないライターが婚活パーティーを先導する鏡原さん（通称: 婚活マエストロ）をお手伝いする物語です。鏡原さんは匂いだけで他人の運命の人がわかるらしくどんどんカップルを成立させておりまさに天職という感じでした。物語は、スパスパと進んでいくのですが描写を想像しやすかったです。最後は冴えないライターに同じ匂いを感じてハッピーエンドでした。気持ちの良い作品でした。宮島さん作品はしばらくお腹いっぱいです。
まとめ
42Tokyoと大学の授業が始まり忙しい中、月に3冊読めました。今月もたくさんの知らない言葉や登場人物に出会えました。大学の授業の感想については大学から禁止されてしまったので更新することができなくなりました。最近の最大の悩みは話すことです。文章は調べながら書くことができますが、スピーチや対話はぶっつけ本番で苦手なので克服したいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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ABOUT ME
22歳の学生です。
趣味は小説を読むことです。たまに技術の入門書も読みます。
